この記事ではいきなりオススメランキングを紹介するのではなく、不動産一括査定サイトの概要からリアルな口コミやメリット・デメリット、選び方のコツも説明します。
理由としては、詳細を把握することによって、あなたに適したサイトを選ぶことができ、より高く不動産を売ることができるからです。
なお、もう不動産一括査定サイトを利用することは決まっており、いきなりおすすめを見たい人は下記ボタンをクリックしてください。
では早速不動産一括査定サイトの詳細を紹介していきます。
不動産が高く売れる「不動産一括査定サイト」とは?
不動産一括査定サイトは2020年5月時点で、30以上も存在します。
利用者もとても多く、有名サイト4社だけでも利用者は2,000万人と言えます。(30以上のサイトを全部足すと2,500万人ほどでしょうか)
総務省によると、日本における持ち家世帯数が3000万世帯と言われるので、不動産を持っている人の80%以上が利用したことがあると言えます。
ではなぜ、不動産一括査定サイトはこんなにも利用されているのでしょうか?
不動産の適性価格がわかり、結果高く売れる
実績のある大手サイトも総じて下記のようにアピールしています。
また、実際に利用した人も下記のような感想が見られます。
安心かつ迅速にニーズに応えてくれます!
最終的に売ろうとしている不動産が高く売れるのは、普通に考えて嬉しいことですよね。
不動産は工夫しだいで数200~300万円高く売れることは日常茶飯事で、冷静に考えてみるとそのお金で高級車や高い腕時計、おしゃれな家具などを買うことができます。
ではなぜ、不動産一括査定サイトを利用すると、不動産の適性価格がわかり、結果高く売れるのでしょうか。
まずはサイトの仕組みから、その後不動産業界の背景を紹介し説明していきます。
仕組み:全国の不動産会社の査定金額が一度に把握できる
不動産一括査定サイトの仕組みは下記のように表現できます。
当たり前のよう「あ、一度に複数の不動産会社に査定依頼ができるだけね」と当たり前のように感じる人もいると思いますが、実は全然当たり前ではありません。
昔も今も、あなたの大切な不動産を高く売るためには、複数の不動産会社を比較しなければいけません。
不動産査定サイトがなかった昔は、一社一社不動産会社に連絡しなければいけない状況でした。
ではなぜ複数の見積もりを取るとあなたの不動産が高く売れるのでしょうか。
背景:不動産の査定額は言い値で決まる
驚く人もいますが、査定額は固定されておらず、金額は驚くほど異なります。
要するに大切なあなたの不動産が不動産会社の言い値で決まっているのです。
そこで重要なのは、「いやいや、もっと高くならないのですか?」という不動産会社への交渉になります。
その交渉で必要不可欠になるのが、あなたの不動産に関する相場感になります。
複数の査定をもらうと相場感がわかってきます。そうすると、
「A社は3,300万円、B社は3,500万円と言っております。さすがに2,900万円は少ないと思いますよ」
と交渉できるようになり、結果高く売ることができるのです。
仮に複数の査定依頼をしないと相場感がわからず、言い値で決まってしまい数百万円も損する可能性ががあるので注意してください。
では実際に利用するとどんな流れになるのでしょうか。
1分で完了!不動産一括査定サイトの流れ
時間は1分もかからないでしょう。
下記の情報を入力すれば、査定依頼が完了します。
いかがでしたか。ここまでの内容をまとめてみます。
ここまでの説明で、「不動産一括査定サイトを使ってみたい!」という人もいるでしょう。
ただ物事には必ずデメリットもあります。
ここからは実際に利用した人の口コミを参考に、メリット・デメリットを整理していきます。
計93の口コミ・評判からみる「不動産一括査定サイト」のメリット・デメリット
特に悪い口コミは知っておいてほしいので、先にデメリットをお伝えしていきますね。
悪い口コミ・評判:営業電話がうざい
ではまず悪い口コミ・評判の代表例を紹介します。
しつこい営業
連絡がしつこい
不動産一括査定サイトは、営業電話がしつこいようです。
ではなぜこのように営業電話がしつこいのでしょうか。
デメリット:不動産一括査定サイトのしつこい電話の原因
筆者も実際に利用してみました。
なぜこんなにも多く電話がかかるのでしょう。
不動産会社からすると、不動産一括査定サイト経由で紹介されたお客さんは、他の不動産会社にも連絡がいっているいことがわかります。
どの不動産会社も他のライバルよりもいち早く連絡をしようとするために、たくさん電話がかかってきます。
これは一括査定・見積もりのサービスモデル上どうしようもないことで、引越しや中古車サービスなどでも同じことが言えます。
たくさん電話がかかってきた。
ではどのように対応すればいいのでしょうか。
しつこい電話のかからない2つの対処法
しつこい電話を避けるためには2つの方法があります
2つの対処法
- 机上査定を利用する
- 備考欄に要望を記載する
ではそれぞれみていきましょう。
対処法1:机上査定を利用する
不動産の査定方法には
- 訪問査定
- 机上査定
の2種類があります。
「1.訪問査定」はその名の通り、実際に不動産を訪問をして査定する方法です。
では「2.机上査定」はどのような特徴があるのでしょうか。
利用者からもらった住所や不動産情報と、不動産会社が持っている独自のデータで、査定価格を算出する方法です。
訪問査定とのしつこい電話とは異なり、メールで完了する簡易的な査定が受けられます。
方法も訪問査定と机上査定を選ぶ箇所があるので、そこて机上査定と選ぶだけです。
この方法だけでもしつこい電話がグッと減るのでぜひ参考にしてください。
対処法2:備考欄に要望を記載する
机上査定でもしつこい電話はなくなりますが、もう一つの手段もお伝えしておきます。
一括査定サイトの記入を進めて行くと備考欄など自身の希望を記載できるスペースがあります。
そこに下記のように「メールでの連絡」を強調しておきましょう。
上記のように強気に記載しておくと、どうしてもお客さんを欲しい不動産会社は、電話でなくメールでの連絡をしてきます。
いかがでしたか。
悪い口コミからわかるデメリットと背景、対処法は紹介してきました。
では続いて良い口コミからわかるメリットを紹介します。
良い口コミ・評判:簡単に複数の査定結果がわかり、結果高く不動産が売れる
では、良い口コミ・評判の代表例をみていきましょう。
「THANK YOU VERY MACH!」
とてもよかった
スムーズに使えた
前段で紹介した通り、不動産一括査定サイトの特徴である、「不動産査定額がわかり、高く売ることができた」などの口コミが多くみられました。
メリット:不動産一括査定サイトを利用すると不動産が高く売れる理由
前段(不動産の適性価格がわかり、結果高く売れる)で詳しく説明したので、こちらでは簡単に説明します。
不動産を高く売るためには、不動産会社との交渉が必要になってきます。
その交渉を優位にすすめるために必要な、あなたの不動産に関する相場感を、楽に把握できるからです。
あなたの不動産が高く売る頃ができ、そのお金で欲しいもの(しかも数百万ほどの)を購入できるのは嬉しいことですよね。
「高く売りたい」と少しでも思っている人は必ず利用した方が良いサービスです。
いかがでしたでしょうか。
デメリット・メリットは下記のようにまとめられます。
またデメリットのしつこい電話に関しても下記2つの対処法を参考にしてください。
2つの対処法
- 机上査定を利用する
- 備考欄に要望を記載する
ここまでの内容で、不動産一括査定サイトを利用したいと思った人も多いでしょう。
ただ2020年5月時点で、*つのサイトが存在し、それぞれ特徴が異なります。
正直オススメなものもあればそうでないものもあります。
続いて一覧と選び方のコツを紹介します。
9つの不動産一括査定サイト一覧と選び方のコツ
2020年5月時点では、30以上のサイトが存在しますが、正直運用会社や実績などを考慮して信用できる主要サイトは9つに限られます。
また、主要サイトの中にはNTTやYahoo!など誰もが知っている会社が運営していますが、知名度だけで見ると後悔しますので、しっかり比較をしていきましょう。
ではまずどんな主要サイトがあるのかを紹介します。
不動産一括査定サイトの一覧
サービス名 | 会社名 | サービス開始 | 利用者 | 提携社数 | 最大査定数 | 机上査定 |
---|---|---|---|---|---|---|
イエウール | Speee | 2014年 | 1,000万 | 1,600社 | 6社 | ○ |
HOME4U | NTTデータ | 2001年 | 35万 | 1,300社 | 6社 | ○ |
LIFULL HOME’S | LIFULL | 2008年 | 470万 | 1,741社 | 6社 | ○ |
すまいValue | 大手不動産会社6社合同経営 | 2016年 | 10万(年間) | 6社 | 6社 | ○ |
スマイティ | カカクコム | 2009年 | – | 1,300社 | 6社 | ○ |
アットホーム | アットホーム | – | – | 1,923社 | 6社 | ○ |
SUUMO | リクルート | – | – | 308社 | 10社 | ○ |
おうちダイレクト | ヤフー・ソニー2社合同経営 | 2015年 | – | 10社 | 10社 | ○ |
リガイド | ウェイブダッシュ | 2006年 | – | 700社 | 10社 | ○ |
主要なサイトだけでも様々な特徴があります。
ではこのような一括見査定サイト。どのように選べばいいのでしょうか。
不動産一括査定サイトを選ぶ際の3つのポイント
選ぶ際には、下記3つのポイントが重要になります。
3つのポイント
- 実績:信頼できるサイトなのか
- 提携社数:高く売れるのか
- 机上査定:しつこい電話を避けれるのか
ではそれぞれみてみましょう。
ポイント1(実績):もっとも利用者数が多いのはイエウール
NTTやカカクコム、ソニーなど有名な会社も一括査定サイトを運営しています。
ただ、有名な会社だからと言って信用するのはいけません。
知っている会社が不動産一括査定の分野にて実績があるとは限らないからです。
上記図を見れば、もっとも利用されているのがイエウールであり信用できるサイトと言えます。
非公開の会社が多々ありますが、もし利用者数でイエウールよりも多ければ、ホームページ上でアピールしているのでイエウールよりかは少ないと判断できます。
ポイント2(提携社数):もっとも高く売れる可能性があるのはアットホーム
なぜ提携社数が多いとあなたの不動産が高く売れる可能性が高まるのでしょうか?
理由はシンプルに、高く買ってくれる不動産屋さんを見つけられる可能性がもっとも高いからです。
ではサイトごとの提携社数をみてみましょう。
提携社数がもっとも多いのはアットホーム。続いてLIFULL、イエウールと続きます。
この3社は1,600以上の不動産屋と提携しているので、あなたの不動産を高く売れる可能性があります。
ポイント3(机上査定):全サイトにてしつこい電話を避けれる
一括査定サイトのデメリット、しつこい営業電話。
それを避けるための手段として机上査定を紹介しました。
私が上記で紹介しているサイトは、全て机上査定の機能はついているので安心してください。
ただ2020年5月時点でも多くの不動産査定サイトは存在し、全てに机上査定の機能がついているわけではありません。
しっかり気をつけて選ぶようにしましょう。
ここでは不動産査定サイトの一覧と選び際の3つのポイントを紹介しました。
ポイントごとに整理するとになります。
3つのポイント
- 実績:もっとも利用者が多いのはイエウールで1,000万
- 提携社数:1,600以上と提携しているのはホームズ、LIFULL、イエウール
- 机上査定:筆者が紹介した9つのサイトは全て対応
3つのポイントは下記のようにまとめられます。
ここまでの内容で、どのサイトを利用すればいいのかがわかったと思います。
必要ないかと思いますが、最後に筆者のオススメランキングを紹介します。